【浮気事件簿】女性部下の逆パワハラにメンタル崩壊寸前……トイレの密談で発覚した、夫の裏の顔

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探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

 

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

 

☆☆☆

 

今回の依頼者は、ドラッグストアチェーンの運営部門に勤務する、城田祥子さん(仮名・34歳)。彼女は真面目を絵にかいたような人で、表情も言葉も少ない地味目な女性です。カウンセリング当日は、たわわなバストが目立つえんじ色のニットを着ていたのですが、全くセクシーな感じがしませんでした。

 

1本しばりの髪、化粧っ気のない顔ですが、上品な日本美人で髪も肌もツヤツヤ。ひとつひとつの言葉を選ぶような話し方に誠実さが伝わってきて、「出世する男性が妻として選ぶ女性だ」と感じました。

 

「結婚10年になる私の夫が浮気をしているようなんです。相手というのは私の部下で……というのもあまり確約はとれていないのですが。この部下の女の子は、第二新卒でウチの会社に転職してきて、可愛くて華やかなんです。ただ仕事が粗いというか、ちょっとズルするところがあって私は細かく注意をしていたんですよね。そういうところが気に入らないようで、無視をしたり乱暴な態度をとったり、上司である私に対して嫌がらせをするようになったのです」

 

部下からの逆パワハラ……これは空前の人手不足に悩む職場に多いようです。立場上注意はできず、歩み寄るにも文化が違う。祥子さんが仕事の進め方について注意をすると、「申し訳ございません」と大げさに謝るなど、うっかり話し合いもできないような雰囲気を作られてしまうとか。

 

「でも、以前はそうではなかったんですよ。彼女の態度が攻撃的になったのは、ここ半年くらいなんです。さらには変な嫌がらせをされるようになったんですよね。例えば書類の誤配や、机の上に置いておいた作業中の資料がなくなるなど。こんなことは、彼女の態度が変わるまでなかったことなんです」

 

そこで、祥子さんは彼女の態度に目を光らせ始めたそうです。すると、その雰囲気を敏感に察知して、祥子さんの視界から消えるようになったといいます。

 

「彼女は悪い人ではないんです。だから、書類を書き換えたり、私の名前でウソをつくなど、大きく私の足を引っ張ることはしない。ただ、じわじわと嫌がらせをするんです。最近は、トイレに置いてあった私のロッカーの歯ブラシがホコリまみれになっていたり、買ったばかりの修正テープがなくなっていたこともありました。小さなことなんですが、メンタルのダメージが大きくて、会社に行くことを考えると気持ちが下がるようになりました」

 

 

■中間管理職の祥子さんは、部下のマネジメント能力も評価の対象に……

 

もし、このことが明るみに出たら、パワハラ気味の上司から「部下の管理ができていない」と叱責される可能性があるとか。また、落ち着いて仕事ができず、ミスを多発するように。最近は、会社に行くときにじんましんや咳が出るだけでなく、胃腸の調子が悪くなり、トイレに行く時間が増えてしまったといいます。

 

「終業後、トイレにこもって胃の調子がおさまるのを待っていたら、彼女と仲がいい3人の女性同僚が入ってきたのです。そして、彼女たちに「あいつ、無表情でキモい」とか「あんなブスが結婚できてるなんてマジおかしい」など、他の同僚に私の悪口を言い始めました。

 

さらに彼女は、交際している男性についての話をし始めたので耳を立てていたら、なんとその相手は私の夫だったのです。あ、夫は私より10歳年上で、IT関連会社を経営しています。ウチの会社のECサイトのコンサルを長年しており、よく出入りをしているんです。私も仕事上で知り合い、誠実なデートの誘いを受けて結婚しました」

 

旦那様は、名門小学校から高校まで進学し、高校卒業後はアメリカの名門大学に進学。シリコンバレーで働いた経験がある敏腕経営者。会社を複数経営しており、祥子さんが勤務する会社の幹部とゴルフやキャンプ、マラソンなどに行っているほど関係が深いといいます。

 

「結構、女性にモテて浮気はしていることは感じていましたが、まさか彼女に手出しをしているとは。ウチの会社の女性に手を出すというのは、クライアントへの離反です。そういう自制が効かない男性は、いつか仕事で大きな失敗をするはず。そうなる前にもお灸を据えたい。それに、彼女が会社を辞めてしまうと私の評価が下がります。その時のためにも、しっかり証拠を握っておきたいのです」

 

第二新卒の部下の女性は、入社時からちょっとしたウソをつく癖があったり、感情をあからさまに出すので、依頼者・祥子さんは警戒していた。

 

 

■昭和風の喫茶店で、ウエイトレイスの女性をナンパ!?奔放な男性の冷酷な行動に妻は……

 

 

祥子さんのお話を伺っていると、旦那様は女性をとっかえひっかえしている様子。他の女性について、祥子さんはあきらめているようなのですが、自分の部下との浮気は許せない。

 

旦那様が部下の女性に飽きる前に、調査に入らねばなりません。しかし、敏腕コンサルタントとして働く旦那様の行動は日によってまばら。海外出張に行くこともあれば、週に3回も沖縄日帰り出張ということもあり、なかなか調査日が確定しませんでした。ベタ付きで調査してもいいのですが、それでは莫大な調査費用がかかってしまいます。

 

その後、電話で相談すると、どうも旦那様がコンサルとして祥子さんの会社に来る日にデートをしている様子。依頼から1週間後にその日が来たので、夕方から祥子さんが勤務する会社が入るビルの通用口を見張りました。

 

旦那様は、17時頃にやってきました。イタリア人風の容姿で背が高く、華やかでカッコいい。依頼者・祥子さんよりも10歳年上の44歳だそうですが、30代半ばに見えます。スーツの上からも体を鍛えていることがわかります。

 

こういう華やかな男性と、地味で堅実、聡明な妻の組み合わせは最近増えていると感じます。かわいくて若くてキャピキャピしている女性に取り囲まれているから、人生のパートナーである妻は賢い人を選ぶのでしょうか。これは後でわかったのですが、祥子さんは名門大学卒業、司法書士資格なども有しており、法律に明るい。旦那様はそういうところをリスペクトしたのでしょう。

 

19時に通用口から出てきた旦那様は、駅前の繁華街に向かいます。喫煙可能な喫茶店に入り、瓶ビールをオーダー。大きなバストのウエイトレイス女性に「きみかわいいね」などと話しかけており、その様子が明るくてスマート。女性もまんざらでもなさそうでした。

 

コミュ力が高い男性は、自分の能力を確かめるように、女性と遊びます。中には、息を吸うようにウソをつく人もいて、パートナーが傷つけられるケースも多いのです。

 

電子タバコをふかしつつ、ビールを飲みながらボーッとする旦那様のスマホの画面が光ります。するとウエイトレイスを呼び、財布の中身を見せつけるように会計をし、彼女に名刺のようなものを渡していました。その様子もバッチリ押さえています。

 

その直後、依頼者・祥子さんの部下らしき女性がやってきました。顔はかわいらしいのですが、横幅が広い。花柄のタイトなミニワンピースを着ており、胸がとても大きく、横幅の割には足が細い。旦那様は豊満な胸の女性が好きなようです。

 

 

■人目を避けるようにタクシーに乗り込み、向かったレストランで食べたものは……

 

彼女は『いかにもデート仕様です』という雰囲気で、小さなファーバッグ、気温も下がっているのに上着も来ていません。2人は外に出ると人目を避けるようにタクシーを捕まえて、都心とは反対方向に向かいます。

 

さびれた繁華街がある街の、“なんちゃってイタリアン”のようなレストランで、ナポリタンスパゲティーをそそくさと食べます。テーブルクロスがビニールで、なんとも昭和な雰囲気でした。1時間もしないうちに店を出て、廃墟のようなラブホテルに入っていきました。それも慣れた様子で、“いつものコース”という感じの動きでした。

 

このホテルは、私たちがかつて調査に入ったことがあります。休憩が3800円という激安価格で、年金生活をしている70代の女性からの依頼でした。75歳の旦那様が浮気をしているとのことで、張り込みをしたときに使っていたホテルです。古いホテルの利点は、壁が薄いので、音声を録音しやすいこと。

 

それにつけても、旦那様の見た目からセレブなデートコースを想定していたのですが、真逆。それどころか、うきうきする彼女に対して、手ひどい扱いをする旦那様に驚きました。

 

男性経営者に多いのですが、「この女性に価値がない」と感じたらデートに徹底的にお金をかけない。おそらく彼女も、最初はきっと夢のようなデートコースを楽しんだのでしょう。

 

音声を聞いていても、彼女側がとても盛り上がりを演出しているのに対し、旦那様の反応は少なめ。そんなホテルでの情事の様子をしっかり録音し、浮気の証拠として十分なものがとれました。

 

ホテルを出ると、旦那様はサッサと自分だけタクシーに乗って帰ってしまい、彼女は駅に向かってとぼとぼと歩いていました。背中から悲しみと悔しさがあふれています。その感情が、祥子さんへの嫌がらせに向かっているのだと感じました。

 

デートの解散が22時と早かったので、依頼者・祥子さんに連絡。報告書にまとめる前の段階でしたが、祥子さんの自宅の最寄り駅の喫茶店でお会いすることにしました。

 

1時間後にやってきた祥子さんは、海外旅行に行くような大きなトランクを2つも持ってきました。

 

「夫のこの様子だと、逆上した女性から私も攻撃されかねない。ひとまず、離婚する方向で話をすすめたいと思います。父が弁護士なので、きっといいい人を紹介してくれるでしょう。私の部下の他にも、夫を恨んでいる女性は多いのでしょうね」

 

部下の女性が豹変したのは、祥子さんが旦那様からプレゼントされた30万円のペンダントをつけていった日からだったそうです。

 

「夫は価値を認めないものには、びた一文払いませんから。私に対してそういう態度をとる前に、もらうものをもらってサッサと別れたほうがいいですね。7年以上レスだから子供もできませんし……。私が離婚すれば、彼女の態度も変わるでしょう。ともあれ、ありがとうございました。今日から実家に帰ります」

 

今回の調査費は15万円です。

 

旦那様が顔バレせず一番お金をかけないデートコースを選ぶと、妻にしわ寄せが??

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

 

 

■まとめ

 

浮気好きな男性は、自分と近い範囲にいる、立場が下の女性を不倫の相手として選ぶ傾向があるようです。

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