なぜ彼は突然意識を失ったのか?

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学校の朝礼で、突然倒れる生徒。大抵は数分で意識を取り戻し、命に別状はないため軽く見られがちだが、実はこれと同じ原因でとんでもない事態になった芸人がいる。


それが天才腹話術師、いっこく堂。一体彼の身に何が起きたのか!?

 


■晩酌後、突然意識を失う

 

それは2016年3月。夜11時過ぎのことだった。この日、いっこく堂は日課にしている10kmのランニングを終えると汗を流すため、風呂に入った。


そして、梅酒で晩酌。本来酒は苦手だったが、数年前から人並に飲みたいと思いはじめ練習がてら、たまに少しだけ飲んでいた。だがこの日は...なぜか気分が悪くなった。ほとんど飲んでいないのにどうしたのか?
 

 

しばらくすると、何かが倒れる音が。なんといっこく堂がトイレの前で顔から血を流し倒れていた! すぐに意識は取り戻したが...出血があったので救急車で病院へ。


いっこく堂によると、寝る前にトイレで用をすませて出た瞬間に突然、意識を失い倒れたのだという。当時の新聞は、いっこく堂、「脳挫傷と脳出血」「くも膜下出血で緊急入院!」などと報じられ、大騒ぎになった。


突如意識を失い、受け身なしで顔面を強打したため左顔面が腫れていた。CTやMRIで詳しく検査した結果、頬骨と左眼のまわりの骨が折れていた。その打撲により脳挫傷と外傷性のくも膜下出血が見られた。しかし、症状は軽度であり後遺症が残ることはなかった。

 


■原因は迷走神経反射だった

 

医師によると、原因は迷走神経反射による失神だった。迷走神経の働きの一つに運動や興奮によって上がった心拍数を抑え、本来の状態に戻す役割がある。

 

 

ところがなんらかの原因で迷走神経が過剰に反応し必要以上に心拍数を下げてしまうことがある。それが迷走神経反射。その結果、十分な血液が脳まで行き渡らなくなり、失神を起こす。最も多いのは朝礼や満員電車などで長時間立っている場面。


人は長時間立っていると、血液が重力によって下半身に溜まっていく。すると血液の循環を保つため、身体は心拍数を上げる。その心拍数を迷走神経によって下げるのだが、体調が悪い時など迷走神経が過剰に反応し、心拍数を必要以上に下げることがあり失神してしまうことがある。


他にも注射が苦手な人が、その恐怖や痛みによって急激に心拍数が上がりそれを抑えようと迷走神経が過剰反応し、倒れるケースもある。


今回のいっこく堂の場合は、まずランニングによって発汗。汗は血液から作られるため、体をめぐる血液量が少なくなり入浴と飲酒によって血管が広がって血圧が下がった。


心拍数を上げ血液の循環を保っていたが、排尿によって迷走神経が刺激され心拍数を抑え失神したと考えられた。


失神の前兆としてめまい、冷や汗、視野のぼけ、頭痛や吐き気などが起こることがある。そうなった場合、無理をせずしゃがんだり横になって安静を保つことが予防になる。

 

今回のことでいっこく堂は、飲めない酒を飲むのは止めたという。(2017年11月14日放送)

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