いいじゃんハラミ会(ハラスメントを未然に防ぐ会)! 「女性差別」批判がお門違いなワケ

人間関係

講談社の女性向けマンガ雑誌『Kiss』。ここで連載されている瀧波ユカリ氏の「モトカレマニア」が、にわかに注目を集めている。

 

出典:「モトカレマニア 第2話 あなたが瞳に映る時」より

理由は第2話での、こんなシーン。入社2日目の主人公(女性)が、「飲み会のお誘い!? 今の若い世代は会社の飲み会を嫌うと言われてますが、銭がかからぬなら話は別!」と、ひとり脳内で盛り上がっていると「我々はハラミ会の会員だから、一般女性とは飲みません」と男性社員にぶった切られるのである。

 

 

■ハラミ会は「性差別」?

 

“ハラミ会”とは「ハラスメントを未然に防ぐ会」の略だと、同作では紹介されている。「飲みの席でうっかりセクハラする自分に嫌気がさした男たちだけで飲む会」なのだと説明は続き、対する主人公は「おっさんと飲みたいわけじゃないけど、『セクハラしちゃうから女はお断り』っていうのもセクハラじゃないのか?」と疑問を抱くのだった。

 

このエピソードに対し、SNSを中心に

 

「その通り!」

「ハラミ会最高かよ!」

「女子会があるんだから男子会もあってしかるべき」

 

という共感の声が集まる中、

 

「性差別だ!」

「問題の解決になっていない!」

「女性を排除するな!」

「プロの女性ならいいってどういうこと!?」

 

という批判意見も噴出した。

 

 

■「何がセクハラで何がセクハラじゃないか分からない」

 

くだんのハラミ会エピソードの中に「女性が何で傷つくか、オレらにはわかんねーんだよな~」というセリフがあり、これに共感してか「何がセクハラで何がセクハラじゃないのか分からない」という男性からのコメントも見られた。

 

「手や肩、髪を触られる程度であれば許せる」という人もいれば、下ネタをうまくいなせる人もいるだろう。しかし、他人に触られることすらウザいと思う人もいれば、「なんで飲み会で下ネタ!?」と思う人もいるわけで。「何がセクハラで何がセクハラじゃないのか分からない」のは仕方ないだろう。

 

であれば……それぞれが心地よく過ごせるよう、個人単位で酒を飲む場を設けるのがBESTなわけで。ハラミ会だろうが、男子会だろうが、女子会だろうが、開催するのは個人の自由。それが差別だとか区別だとか言うのはお門違いでしかない。

 

こんなことでバズってしまう日本……恐るべし!!!!!!!!

 

 

■酒を飲むと性格が変わる人の特徴

 

ちなみに、酒を飲むと性格が変わる人は、男女ともに、

  • 口数が少ない
  • 悩みを抱えているけれど、無理に明るくふるまっている
  • ストレス過多
  • (そうは見せていないが)プライドが高い
  • (ムダに)責任感が強い
  • 根がお調子者
  • むっつりスケベ

みたいなタイプがほとんどだ。酔っぱらって理性が外れた結果、セクハラやモラハラ、パワハラに及んでしまうのだという。

 

残念なのは、酔っぱらった後こそ本人の“本性”が出るということ。「お酒さえ飲まなければいい人なのに……」という言葉を聞くこともあるが、それは誤った認識だ。

 

ストレスを貯めこみながら「いいカッコ」をしている二重人格すれすれな輩は危険極まりない。ストレスのハケ口としてセクハラ・パワハラなんぞをされてしまう被害者は、たまったものじゃない。酒を飲んで人格が変わる相手は、シラフの席でも一線を画すのが正しいのだ。

 

 

■海外でも会社飲みは減る一方

 

Forbes JAPANの「ここにも#Me Tooの影響、『忘年会を中止する米国企業が急増』」という記事によると、年末の会社パーティーでお酒を楽しんだ人がハメを外してしまうケースは少なくないという。そのため、パーティーを中止する企業が続々現れている、というのだ。

 

本来会社の飲み会は、男女の区別なく楽しく行われるべきものだろう。しかし、残念ながら酒を飲むと性格の変わる輩が男女問わず多い以上、いちいち会社として飲み会を開くのはナンセンス。飲みたきゃ自分で勝手に飲めよ!となっても仕方がない。一緒に飲みにさえ行かなければ、醜態をさらすこともなく、セクハラされることもなく、互いに評価を下げずにすむわけで……いいじゃん、ハラミ会!

 

ただし。もしも今後お付き合いを考えている相手がいるなら、男女を交えて数回飲み会を重ね、酒で露わになる本性を知っておくことが大切だ。

 

結婚するまで男女混合で飲みに行き、結婚したら気の合う仲間とだけ飲む――。こうした節度ある飲み会が広まれば、平和で楽しい夜が過ごせるだろう。

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恋愛コラムニスト

わぐりめぐみ

1970年東京都生まれ B型。相模女子大学にて国文学を学び、出版業界へ。雑誌、WEB、ドラマCD、ゲームシナリオ制作など、節操なく様々な媒体を手掛けるフリーランスライター。男女の本質的な違いに着目した、独自の恋...

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