たとえ同年代でも…決して木村拓哉のファッションをマネしてはいけない理由

ライフスタイル

 

1月18日(金曜)から公開の映画『マスカレード・ホテル 』の宣伝のため……という意味合いが強いようですが、年末年始から木村拓哉さんがバラエティー番組に登場する機会が増えています。

 

例えば9日に放送されたフジテレビ系の『ホンマでっか!?TV SP』では木村さんがサプライズ出演。『ONE PIECE(ワンピース)』作者の尾田栄一郎さんと交流があることを明かしました。(私も『ONE PIECE(ワンピース)』ファンなので、さすが!と思いつつ、羨ましくも感じました。)

 

そしてお正月恒例の『さんタク』は元日に放送。実は毎年、木村拓哉さんが私服やそれに近いスタイルで登場するため、着用アイテムがファンやファッション好きの間で話題になる番組です。

 

そして今回は〈SUPREME(シュプリーム)〉のレオパード柄ジップアップニット、〈HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)〉のTシャツ、〈VANSON(バンソン)〉のスカルボーン柄シングルライダースジャケット(ヴィンテージ品?)、〈PORKCHOP(ポークチョップ)〉のボアコーチジャケット、〈VANS(ヴァンズ)〉のTシャツなどを着用していたと思われます。詳細は省きますが、ブレることなく男らしさを感じさせるアメカジ系のブランドやアイテムをセレクト。見事に着こなしていました。

 

木村拓哉さんが着用したアイテムはこれまで、男性ファンを中心に注目を集めてきました。とくに社会現象を起こすほどに人気を集めたのが、ドラマ『HERO』で着用していた〈A BATHING APE (ア ベイシング エイプ)〉のレザーダウンジャケットです。完売したのは当然ですが、オークションなどでは少数がプレミア価格で流通していました。

 

20〜30代の頃に木村拓哉さんに憧れて着用アイテムをマネするのは良いとして、木村拓哉さんも現在は46歳。同年代だからと言って、今も木村さんのコーディネートをトレースするのはまったくおすすめできません。

 

ちなみに以前の記事「【大人の着こなし考】私が吉田カバンを避けた過去と、今だから選びたい理由」では、私自身が「キムタクを意識してるの?」と言われるのが嫌で〈吉田カバン〉を避けていた時期があったということを書きました。ただし今回は異なる理由でマネをしてはいけないと考えています。

 

 

■キムタクとあなたは違います

 

木村拓哉さんのファッションをマネしてはいけない理由は主に2つあります。1つは体型です。スタイルをキープしている木村さんだからこそ、若い頃と変わらないセンスで選んだアイテムが似合っているのです。ただし、加齢をあまり感じさせない木村さんでさえ、一部メディアなどでは若作りと揶揄されています。それが中年体型の素人となったらどう映るのか想像してみてください。

 

お腹が出たり、ポッチャリしたりすること自体は別に悪いことではありません。そうした変化を認めず若い頃と同じ格好をしていることに無理があるだけです。以前『AllAbout(オールアバウト)』の記事でも書きましたが、“自分の体型を認めることからオシャレは始まる!”と考えています 。

 

マネしてはいけないもう1つの理由は、大人なら自分のスタイルを持つべきだからです。40代のいい大人が誰かのコーディネートや着用アイテムをそのままマネするのがカッコいいことでしょうか? いろいろとマネをしてみて、経験や失敗を重ね、そろそろ自分のスタイルが確立していても良い年齢のはずです。

 

確固たる哲学に基づいて木村拓哉さんと同じようなコーディネートを選んでいるのであれば良いかもしれません。誰にも迷惑を掛けていないから好きな服を着ればいいという意見もよく聞きます。でも本当に家族や周囲に迷惑を掛けていないのでしょうか? 似合っていない服を着て自分で損をしていないでしょうか? 40代が着るべき服やコーディネートも考慮した上でバランスを整えてこそ、大人としての“自分スタイル”が完成するはずです。

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「着こなし工学」エバンジェリスト

平 格彦

1974年、東京都生まれ。O型。天秤座。ライター/編集者。コラムニスト。プランナー。AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]ファウンダー。JAPAN MENSA会員。野菜ソムリエ。大学でマーケティングを...

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