インスタから「いいね!」数の表示がなくなると、“映え”を気にする人々は一体どうなるのか?

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ここ数週間、プライベートが少々ばたついておりインスタの投稿をお休みしていたのだが、そして「お休み」って言い回しが自然に出てくるのも我ながらやや中毒っぽい症状だなと悲しくなってしまうのだがw、久々に友人との大井町立ち飲みツアーや、ニューヨークに行った風なお台場の自由の女神像とのツーショットや、ラーメンの写真をアップしてみたら……なんと!「いいね!」の数が投稿下に表示されなくなっていた。

 

一時的なシステム上の不具合か、と再起動を試みたりもしたのだけれど、全然元に戻らない。どういうことかと気になって調べてみたら、インスタグラムが「いいね!」の数を非表示にするテストを今年の5月からスタート。7月には日本を含む7カ国(※他国はオーストラリア・ブラジル・カナダ・アイルランド・イタリア・ニュージーランド)を対象とし、さらに8月3日からは、そのテスト範囲も大幅に拡大されたらしい。ちなみに、同テストは一部のユーザーのみで、(7カ国内)すべてのユーザーには適応されないんだとか……。つまり、なにを基準にしているのかは知る由もないが、私は「一部のユーザー」に選ばれてしまったというわけだ。

 

その理由を、インスタグラム側は「友だちがどれだけ多くの『いいね!』を獲得したのではなく、シェアした写真や動画を見てほしい」と説明する。最近では観光地のマナー違反や犯罪、時には命を落とすユーザーもいるなど、より多くの「いいね!」を獲得するために過剰な行動に走るインスタグラマーが増加している事態も問題視していたという。

 

インスタグラム様がおっしゃりたいことはわからなくもない。でも、これって本当に効果あるのか? だって、自分がアップした写真や動画についた「いいね!」の数は今までどおり確認できるんだし……。他人の「いいね!」の数とか、そこまで気になります? 自分が獲得した「いいね!」の数を、そんなにも他人に知ってもらいたい?

 

結論を申せば、私は「別にどっちでもいい」のだが、私と同様「一部のユーザー」に選ばれてしまったヒトたちからは、以下のような抗議の声も少なからず上がっている。

 

「ほんとに迷惑です いますぐに直してください」

「インスタ楽しくなくなったよ」

「イイネだけ非表示で、フォロワー数残すのは不公平じゃないか? フォロワー数万いるのに数百しかイイネされていない、残念なアカウントよくいるよね。それどうなんですか?」

「いいね機能ないのはつまらない。いいね多い方が嬉しいし生き甲斐だった。生き甲斐なくなった」

「自分がしたいいねも数に反映されないから、いいねする気なくなりました。既読スルー状態。これは本末転倒でしょう」

 

実際、お困りになっているヒトたちって……けっこういるんですね。「フォロワー数万いるのに数百しかイイネされていない、残念な(他人の)アカウント」を特定できたところで「だからなに?」といった感じなんだが、こうやって相対的に他人をライバル視しながらインスタへのモチベーションをアゲていく層を抽出できたという意味では、今回のテストも(私の推測に反して)それなりに効果はあったのかもしれない。

 

自分の投稿にたくさんの「いいね!」がつくのは、たしかに喜ばしい。ただ、自分がつけた「いいね!」が数に反映されないことを嘆くのはまだしも、その数を他人と競ったり、他人に知らせたいとまで承認欲求を肥大させるのは、かつて「友だち5000人」を公言しまくった挙げ句、コケてしまったアノ人の感性とあまり変わらないのではなかろうか?

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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